シャローム埼玉について

働く女性を応援します

園長より

当法人で働く職員の約9割が女性です。ご利用者の日常生活を直接サポートする介護職員は、入浴・排泄・移乗介助など常に身体への負担がかかっています。中でも女性の介護職員が妊娠した場合は、身体への負担を軽減するため、軽易な業務へ転換します。また一緒に働くスタッフも積極的に業務分担の協力を申し出て下さり、妊娠期間中でも産前休業に入るまで安心して働けます。

ところでシャローム埼玉では、法人創立当初から女性のライフワークに合わせて結婚・妊娠・出産後も円滑に職場復帰できるよう育児休業制度の活用に取り組んできました。
常勤・非常勤問わず、産後休業・育休休業・育児短時間勤務などを取得しながら、スタッフと一緒にお子さんの成長を見守り、女性職員が家庭と育児の両立を図るための応援をしています。

特養介護主任(介護支援専門員・介護福祉士)

産休取得にあたって(介護課 主席主任)

学校卒業からずっと(福)シャローム埼玉でお世話になっています。非常勤として勤め始め、ほどなく常勤採用となりました。働きながら介護福祉士、介護支援専門員などの資格を取得し、現在は管理職として働いています。そのような中、結婚し、妊娠が判りました。勤務日の半分は早番~夜勤をし、残り半分は事務仕事をしていましたので、多大なご迷惑をおかけすることになるなと心配と不安の中、上司に妊娠を報告しました。すると、まるで自分のことのように喜んでくれ、身体を大切にしながら勤務を続けるようにと言ってくれました。現在は、職員の皆さんの協力もあり介護業務は少なくして、事務仕事中心の仕事をしています。

管理職として産前・産後休暇、育児休暇取得し、復帰した時の不安はもちろんあります。ですが、「大丈夫よ。待っているから。」と周りが応援してくれています。職員を大切に思い、支えてくれる職場は本当にありがたいです。無事に出産し、育児休暇中はしっかりと子どもと向き合い、元気に職場復帰したいです。

特養介護士(介護福祉士)

私はシャロームに就職をして9年目になります。
その間に結婚をして待望の子供を授かりました。早速上司に相談し、移乗介助や入浴介助など身体に負担がかかる業務から、配膳や食事介助など負担の少ない業務へ変更となりました。また勤務体制が交代勤務(早番から夜勤まで)から日勤に限定した勤務となり、私は妊娠に伴う急激な体調の変化やつわりなどなんとか乗り越えることができました。

私のお腹が大きくなるにつれて共に働く仲間からは「介助は辛くないか、体調は大丈夫か」と優しく声をかけてくれ、フォローしてくれました。また出産に向けての 産前産後休暇、そして育児休暇を取得している間も職場では復帰に向けていろいろと相談に乗って下さいました。

待機児童が多く、育児休暇が終了する時期に保育園に入園できないことがあると言われている中で、幸運にも私は子供が1歳の誕生日を迎える直前に保育園の入園が決まりました。しかし、実際に子育てしながらフルタイムで勤務することに少々不安がありましたが、職場からの勧めで育児短時間勤務を活用し、家族の協力を得ながら現在も常勤として働いています。

私自身、妊娠が分かった時にこの仕事を続けていくことができるか正直不安でしたが“やれるだけやってみよう”と思い、家事・育児、そして仕事と目まぐるしい日々を過ごしています。今では理解のある上司や同僚に支えられ、大切な家族との生活や育児の両立ができ、現在の仕事が続けられて感謝しています。